輝点、液晶パネルの常時点灯するピクセル

  • 2009/03/30(月) 15:39:20

液晶テレビや液晶モニターを買ったときにどうしても気になってしまうのが、液晶パネルの輝点と暗点(黒点)です。ドット欠け、ドット抜けとも言われるこの液晶パネル製造上の欠陥についてまとめました。

液晶パネルメーカーや液晶テレビ・モニターの組み立てメーカーは面積あたりの輝点と暗点の数について製品不良とみなす数が決められていて、閾値以下の場合は正常とみなされます。購入者には輝点と暗点の発生について責任はないのですが、通常は保証してくれません。(一部のメーカーや販売店が独自に交換に応じてくれるサービスを行っています。)


液晶パネルの輝点とは
輝点とは、通電時に液晶パネル上で永久に点灯しているピクセルを言います。液晶画面の背景が黒色に対し、白・赤・青・緑・紫・水色・黄色 といった有色で常時点灯しているピクセルが輝点に該当します。(液晶画面の背景が白色に対し、常時黒く表示されているピクセルは、輝点ではなく暗点(黒点)になります。)


輝点の発生する原因
電極のオープン、ショートによる輝点や黒点
液晶の透明電極やそれに接続される電気回路の不具合によって電極のオープン(つながっていない状態)やショート(つながっている状態)が起きることによって、液晶の状態が常時同じ形になってしまうためにバックライトを通せば輝点、バックライトの光を全く通さなければ黒点となってしまいます。
不具合によっては点が連続して縦線や横線が発生することがあります。

液晶に異物が混入することによって発生する微小輝点
液晶のガラス基板内に異物が入ってしまった場合に、液晶の物理的な形状変化が妨げられることによって発生する輝点です。ガラス基板の洗浄技術の高度化、クリーンルームの清浄度の向上によって、この種の欠陥は防ぐことが出来るようになっています。


カラーフィルタの塗布時に発生する輝点や黒点
カラーフィルターは赤、青、緑(RGB)の印刷面とその隙間をうめる黒い縁取り(BM;ブラックマトリックス)で構成されています。各モジュールは長方形の一部が欠けたような独特の形をしています。液晶パネル・カラーフィルタメーカーにより様々なノウハウがあります。)RGBとBMが正確に印刷処理されないと、「輝点」や「暗点」が発生し、美しく高品位な画像が得られなくなります。

カラーフィルタの製造工程に問題があった場合に起きる輝点や黒点は製造後も状態が安定しているので増えたり、減ったりすることはありません。

輝点は本来は黒色(ブラックマトリクス)になるべき部分の塗装が行われなかったり擦れたりすると発生します。逆に黒点は、RGBの全てが黒色で塗りつぶされてしまったことによって発生します。R、G、Bのどれか1つが黒く塗りつぶされた場合には、そのピクセルは正しい色になりません。





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